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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻5号

1979年05月発行

文献概要

今月の主題 胃癌とその周辺 胃癌とまぎらわしい疾患

大彎の潰瘍性病変

著者: 中村孝司1

所属機関: 1帝京大第1内科

ページ範囲:P.692 - P.693

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はじめに
 胃癌とまぎらわしい疾患として大彎の潰瘍がとりあげられたのには,それなりの理由があると考えられる.事実,生検が十分に行われなかった時代には大彎潰瘍手術例の術前診断はほとんど癌とされていたようである.そこで初めに,大彎の潰瘍が何ゆえに胃癌とまぎらわしいのかという点にふれ,ついでその鑑別にはどのようなことに注意すればよいのかを考えてみたい.なお,大彎の定義については種々問題があるがここではふれない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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