文献詳細
文献概要
今月の主題 血栓とその臨床 血栓の治療
抗凝血薬
著者: 権守日出海1
所属機関: 1群馬大第3内科
ページ範囲:P.868 - P.869
文献購入ページに移動 抗凝血薬とは,血液凝固を阻害することを介し血栓および塞栓の成立を予防し,形成された血栓の成長を阻止するために用いられる薬剤である.ヘパリンまたはヘパノイドと経口抗凝血薬が主である.脱線維素療法に用いられるアンクロッド,デフィブラーゼなどはトロンビン様作用を持つ蛇毒で,これも抗凝血薬の一つであるが,まだ市販されていないので割愛する.
掲載誌情報