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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻7号

1979年07月発行

今月の主題 癌と免疫

癌抗原の検出

癌胎児抗原

著者: 谷内昭1

所属機関: 1札幌医大第1内科

ページ範囲:P.988 - P.989

文献概要

はじめに
 Carcinoembryonic antigen(CEA)はGold(1965)らにより結腸癌と胎児結腸粘膜に共通する抗原成分として発見,命名され,血中CEAのradioimmunoassay(RIA)が試みられて結腸癌に特異性が高い成績が得られ注目された.その後種々のRIA法が工夫されるに及び,血中CEAはその他の癌や良性疾患においても増加することが認あられ,その癌特異性や癌胎児性という性格にも疑問がもたれるようになった.しかし,臨床応用面ではその測定が広く普及し,その意義が評価されつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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