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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻7号

1979年07月発行

文献概要

今月の主題 癌と免疫 免疫強化剤による治療

レンチナン

著者: 田口鐵男1

所属機関: 1阪大微研外科

ページ範囲:P.1026 - P.1027

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はじめに
 レンチナン(Lentinan)は千原ら1)によってシイタケの熱水抽出エキスとして取り出され,その後精製されたもので純粋の多糖体である.はじめマウスのS-180皮下移植腫瘍の成長を抑制することから研究が始まっている.レンチナンはシイタケの学名Lentinus edodesに由来する.レンチナンは臨床的に第Iおよび第II試験が終わったところである.
 レンチナンはβ-(1→3)結合を主体とするグルカンで,水に難溶でアルカリには可溶である.分子量は95〜100万と測られている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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