文献詳細
今月の主題 腸疾患の臨床
大腸潰瘍性病変
文献概要
はじめに
アフタ様大腸炎とは筆者ら1)が特徴ある内視鏡所見に因んで名づけて最初に報告したもので,粘液便ないし粘血便を主訴とし,大腸粘膜に口内のアフタに類似した病変がびまん性に多発し,生検組織所見は大腸粘膜のリンパ濾胞およびこれをおおう粘膜に限局した炎症である.
アフタ様大腸炎とは筆者ら1)が特徴ある内視鏡所見に因んで名づけて最初に報告したもので,粘液便ないし粘血便を主訴とし,大腸粘膜に口内のアフタに類似した病変がびまん性に多発し,生検組織所見は大腸粘膜のリンパ濾胞およびこれをおおう粘膜に限局した炎症である.
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