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図譜・消化器病の超音波診断 他検査法との対比による症例の検討
超音波映像下の経皮的膵細胞診および経皮的膵管造影
著者: 唐沢英偉1 大藤正雄2 土屋幸浩2 税所宏光2 木村邦夫2 江原正明2 五月女直樹2 高橋法昭2 木村道雄2 大野孝則2 守田政彦1 三木亮1 上野高次1 庵原昭一3
所属機関: 1国立横浜東病院内科 2千葉大第1内科 3千葉大第1外科
ページ範囲:P.1230 - P.1238
文献購入ページに移動膵癌の診断は,これまでの内視鏡,血管造影,消化管造影,アイソトープ検査などに加えて,近年,診断装置の開発・改良がすすみ,超音波検査やCT検査が診断法として大きな比重を占めるようになりつつある.
しかし,これらの検査法を駆使しても,なお確定診断の得られない膵癌症例がみられる.このような場合,膵生検法が有力な診断手段となる.最近では開腹下の膵生検に代わって血管造影,ERCP,PTC,CTなどを応用した経皮的膵生検が試みられている1〜4).
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