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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻9号

1979年09月発行

今月の主題 内科医に必要な精神科の知識

対策と治療

抗うつ剤の使い方

著者: 仮屋哲彦1

所属機関: 1東医歯大神経精神医学

ページ範囲:P.1360 - P.1361

文献概要

はじめに
 抗うつ剤は,うつ病ならびに種々の抑うつ状態に対して用いられる薬剤の中でも中心をなすものである.最近,躁うつ病とモノアミン代謝に関する研究をはじめとする生物学的研究や,躁うつ病の発病状況,さらにうつ病者の性格と発症との関連などの研究の進歩は著しく,これらは当然,治療の進歩にも影響を与えている.そして,抗うつ剤の使用にあたっては治療上の位置づけと,薬物の作用および副作用を考えながら,症状に応じて的確に活用することが重要である1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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