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オスラー博士の生涯・75
息子リビアの第一線出陣の年(1916年)
著者: 日野原重明1
所属機関: 1聖路加看護大学
ページ範囲:P.1442 - P.1446
文献購入ページに移動 1915年には,英国は第一次欧州大戦にますます深くかかわらざるを得ない情勢になってきた.この戦時下にあって,オスラーに期待されることは実に多く,各方面にわたって多彩な活躍をした.そしてとうとう持病をぶりかえし,咳に悩まされながら,12月は寝こみがちであった.この年のクリスマスは,息子のリビアも軍隊から休暇をとって帰宅することができないため,オスラー家にとっては寂しいクリスマスであった.
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