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今月の主題 高血圧症—最近の動向と展望 成因と病態生理
カテコールアミン・交感神経系
著者: 三浦幸雄1
所属機関: 1東北大学医学部・第2内科
ページ範囲:P.1670 - P.1671
文献購入ページに移動 生体の血液循環系には,神経性や体液性の精密な調節機序が存在し,組織灌流が適切に維持されている.高血圧は循環系の機能的な異常であり,その成因や病態生理の解明にこれら調節系の動向がまず問題となるのは当然のことと思われる.中でも神経性機序は最も基本的な調節系として古くから注目を集め,広範な検討が加えられてきた.本稿では,主として臨床的な立場から,高血圧の成因と交感神経系との関係について私見をまとめてみたい.
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