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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻11号

1980年11月発行

今月の主題 高血圧症—最近の動向と展望

成因と病態生理

レニン・アンジオテンシン系

著者: 笹栗学1 荒川規矩男2

所属機関: 1福岡大学医学部・第2内科 2福岡大学医学部・内科

ページ範囲:P.1672 - P.1673

文献概要

はじめに
 レニンは腎糸球体輸入細動脈上皮より血中に分泌され,血漿蛋白のα2グロブリン中に含まれるレニン基質を水解して不活性型のアンジオテンシンⅠ(AⅠ)を作る.AⅠは循環中に,主に肺において変換酵素によって活性型のアンジオテンシンⅡ(AⅡ)を生成する,活性というのは,血管収縮作用とアルドステロン分泌作用である.これをレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系と称している.このレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系に関する最近のいくつかの新知見を概略紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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