文献詳細
文献概要
今月の主題 高血圧症—最近の動向と展望 成因と病態生理
カリクレイン・キニン系,プロスタグランディン
著者: 阿部圭志1
所属機関: 1東北大学医学部・第2内科
ページ範囲:P.1674 - P.1677
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カリクレイン・キニン(K-K)系やプロスタグランディン(PG)は生体内の臓器で広く産生遊出される降圧物質で,腎に作用して水・Naの排泄を促進させたり,昇圧系のレニン・アンジオテンシン・アルドステロンと密接な相互関係をもっていることも明らかにされ,このような作業を介して血圧調節に関与しているのではないかと考えられている.
カリクレイン・キニン(K-K)系やプロスタグランディン(PG)は生体内の臓器で広く産生遊出される降圧物質で,腎に作用して水・Naの排泄を促進させたり,昇圧系のレニン・アンジオテンシン・アルドステロンと密接な相互関係をもっていることも明らかにされ,このような作業を介して血圧調節に関与しているのではないかと考えられている.
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