文献詳細
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント
I.循環器疾患
文献概要
なぜ鑑別が問題となるか
この両者は,成人に多いこと,高血圧者に多くみられること,突発する劇しい胸痛が主徴であること,いずれも重病感があるという点で,常に鑑別のcompetitorとなる疾患である.ただし頻度は,心筋梗塞のほうが解離性大動脈瘤よりは,はるかに多いので,このような場合は,まず心筋梗塞を考えるのが原則であろう,ただし,解離性大動脈瘤のことも考えておかなければ,時に誤診のもとになる.
この両者は,成人に多いこと,高血圧者に多くみられること,突発する劇しい胸痛が主徴であること,いずれも重病感があるという点で,常に鑑別のcompetitorとなる疾患である.ただし頻度は,心筋梗塞のほうが解離性大動脈瘤よりは,はるかに多いので,このような場合は,まず心筋梗塞を考えるのが原則であろう,ただし,解離性大動脈瘤のことも考えておかなければ,時に誤診のもとになる.
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