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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻12号

1980年11月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント V.内分泌疾患

バセドウ病 VS プランマー病

著者: 満間照典1

所属機関: 1愛知医科大学・第4内科

ページ範囲:P.1962 - P.1963

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なぜ鑑別が問題となるか
 プランマー病は甲状腺にsingle noduleを有し,その結節のhyperfunctionによって甲状腺機能亢進症の症状,所見をひき起こしている疾患である。したがって,通常バセドウ病とプランマー病とは甲状腺腫がdiffuseとnoduleとの差により容易に鑑別可能である。しかし,バセドウ病に癌腫などの甲状腺結節を伴う場合や,甲状腺の先天奇形である甲状腺片葉例でバセドウ病をひき起こしている場合などでは臨床症状,身体所見のみで両疾患の鑑別ができないことがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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