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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻12号

1980年11月発行

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント

VI.代謝・栄養障害

急性膵炎を合併した糖尿病 VS ケトアシドーシス

著者: 横山淳一1 池田義雄2

所属機関: 1東京慈恵会医科大学・第3内科 2東京慈恵会医科大学・内科

ページ範囲:P.1978 - P.1979

文献概要

なぜ鑑別が問題となるか
 糖尿病性ケトアシドーシスは,その初発症状として消化器症状(悪心,嘔吐,腹痛など)を訴えることが多く,その程度が強い場合には自・他覚的所見からも急性膵炎を思わすほどである.この際,検査成績の上でも高アミラーゼ血・尿症のみられる頻度が高く,糖尿病に急性膵炎が合併した場合との鑑別は,それぞれの治療方針を決める上でもきわめて重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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