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臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント VI.代謝・栄養障害
糖尿病性ニューロパチー VS 癌性ニューロパチー
著者: 荒木淑郎1
所属機関: 1宮崎医科大学・第3内科
ページ範囲:P.1988 - P.1989
文献購入ページに移動なぜ鑑別が問題となるか
この両者は,成人から高年に多い,感覚障害を主とする多発ニューロパチーが多くみられる,その成因として代謝障害が考えられるという点で,鑑別上問題とされる疾患である.ただし頻度は,糖尿病性のほうが癌性よりは,はるかに多いので,成人期になって,四肢末端にしびれ,疼痛あるいは感覚鈍麻が次第に進行するときには,癌性よりまず糖尿病性を考えるのが原則であろう.
この両者は,成人から高年に多い,感覚障害を主とする多発ニューロパチーが多くみられる,その成因として代謝障害が考えられるという点で,鑑別上問題とされる疾患である.ただし頻度は,糖尿病性のほうが癌性よりは,はるかに多いので,成人期になって,四肢末端にしびれ,疼痛あるいは感覚鈍麻が次第に進行するときには,癌性よりまず糖尿病性を考えるのが原則であろう.
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