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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻12号

1980年11月発行

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント

VII.神経・筋疾患

筋萎縮性側索硬化症 VS 脊髄性進行性筋萎縮症

著者: 近藤喜代太郎1

所属機関: 1新潟大学脳研究所・神経内科

ページ範囲:P.2012 - P.2013

文献概要

なぜ鑑別が問題となるか
 筋萎縮性側索硬化症(ALS)と脊髄性進行性筋萎縮症(SPMA)は進行性球麻痺(PBP)とともに運動ニューロン疾患(MND)の3つの臨床型を代表している.
 筆者は先に本誌14巻12号の特集「診断基準とその使い方」で,MNDの定義,臨床的特徴の変動とともに,厚生省特定疾患・ALS調査研究班が設定した「診断の手引き」を紹介した.右の付表はこれであり,MNDと診断するために有すべき特徴にはI,II,III,有すべきでない特徴にはV,鑑別すべき疾患の例にはVIがあることが示されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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