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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻12号

1980年11月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント VII.神経・筋疾患

進行性筋ジストロフィー症 VS 多発筋炎

著者: 木下真男1

所属機関: 1東邦大学医学部・第4内科

ページ範囲:P.2016 - P.2017

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なぜ鑑別が問題となるか
 進行性筋ジストロフィー症は遺伝因子によって惹起された筋肉の進行性変性疾患であり,適切な治療法がまったくない.これに対して多発筋炎は難治疾患ではあるが治療法はあり,時には治癒に至る症例もある、したがって両者の区別はきわめて重大であるにもかかわらず,臨床像が類似しているためにしばしば誤診され,治療可能にもかかわらず無治療のまま放置されている症例が決して少なくないのが現状である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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