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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻12号

1980年11月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント VIII.免疫・アレルギー疾患

Overlap症候群 VS Mixed connective tissue disease

著者: 安倍達1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部・内科

ページ範囲:P.2028 - P.2029

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MCTDとOverlap症候群
 Mixed connective tissue disease(MCTD)は,Sharp, G. によって提唱された症候群で,全身性エリテマトーデス(SLE),強皮症(PSS)および多発性筋炎(PM)の症状を合わせ持ち,RNP抗体が陽性である.また教室では,同一症例に複数の膠原病の特徴を合わせ持ち,診断基準を十分満足するものをOverlap症候群(OL)として別個に取り扱ってきた.
 この2つに共通する所見は,いずれも膠原病疾患相互の重複現象を持つということである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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