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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻12号

1980年11月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント VIII.免疫・アレルギー疾患

ルポイド肝炎 VS ウイルス肝炎

著者: 鈴木宏1

所属機関: 1山梨医科大学・内科

ページ範囲:P.2030 - P.2031

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 ルポイド肝炎と鑑別が必要なものは,ウイルス肝炎のなかでも慢性活動性肝炎(chronic activehepatitis,CAH)である.欧米ではCAHのなかにルポイド肝炎を含あていることが多い.わが国ではルポイド肝炎が少ないこともあって,CAHとは区別している.なお,臨床所見および検査所見がルポイド肝炎に一致しているものを自己免疫性肝炎あるいはactive chronic hepatitis(Mackay)として総称し,LE細胞現象陽性のもののみをルポイド肝炎と呼ぶ考えもある.ここでは主としてルポイド肝炎と肝炎ウイルスに起因するCAHの鑑別について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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