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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻12号

1980年11月発行

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント

IX.血液疾患

血小板機能異常症 VS 血管性紫斑病

著者: 三上定昭1 福井弘1

所属機関: 1奈良県立医科大学・小児科

ページ範囲:P.2060 - P.2061

文献概要

なぜ鑑別が問題となるか
 出血傾向を有する患者はささいな打撲などにより皮膚,粘膜出血を反復しやすく,外傷後あるいは手術時の止血に困難をきたすことが多い,出血傾向には①血小板の量的,質的異常をきたす血小板障害,②凝固,線溶因子の障害,③血管障害が存在するが,本稿では皮膚点状出血などの浅在性出血を特徴とする血小板障害と血管障害をそれらの代表的疾患である血小板機能異常症と血管性紫斑病を対比して述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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