icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina17巻12号

1980年11月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント XV.小児疾患

狸紅熱 VS 川崎病

著者: 川崎富作1

所属機関: 1日本赤十字社医療センター・小児科

ページ範囲:P.2184 - P.2185

文献購入ページに移動
なぜ鑑別が問題となるか
 狸紅熱と川崎病とは日常の小児診療でしばしば遭遇する疾患であるが,定型例は診断に苦労しないが,少し症状が非定型のときは両者はよく誤まられる.しかも,両者の後遺症はまったく異なり,狸紅熱は一般に腎炎を,川崎病は冠状動脈瘤と突然死を考慮する必要があり,両者の管理もまた異なる.したがって,両者はできるだけ正しく鑑別し診断する必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら