文献詳細
文献概要
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント XV.小児疾患
憤怒けいれん VS てんかん
著者: 本多輝男1 星加明徳1
所属機関: 1東京医科大学・小児科
ページ範囲:P.2186 - P.2187
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両疾患ともけいれんあるいは意識喪失を主訴として来院するが,憤怒けいれんは予後良好な疾患であり,抗けいれん剤服用の必要がなく,また服用しても効果は少ない.一方,てんかんは,放置すると発作回数が増し,脳障害を招来して,知能の低下,性格の変容をもたらす頻度が高いので,抗けいれん剤の長期服用,脳波のfollow upが必要な疾患である.
両疾患ともけいれんあるいは意識喪失を主訴として来院するが,憤怒けいれんは予後良好な疾患であり,抗けいれん剤服用の必要がなく,また服用しても効果は少ない.一方,てんかんは,放置すると発作回数が増し,脳障害を招来して,知能の低下,性格の変容をもたらす頻度が高いので,抗けいれん剤の長期服用,脳波のfollow upが必要な疾患である.
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