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今月の主題 末梢性ニューロパチー 遺伝性ニューロパチー
Charcot-Marie-Tooth病
著者: 福原信義1
所属機関: 1新潟大学脳研究所・神経内科
ページ範囲:P.216 - P.217
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Charcot-Marie-Tooth病は末梢神経の変性疾患のうちの代表的なものであり,1886年Charcot & MarieとToothにより別個に報告された.腓骨筋萎縮,進行性神経性筋萎縮症ともいわれる.通常,20歳以前に歩行障害をもって発症し,大部分は常染色体優性遺伝であるが,孤発例もみられる.本症は原因がまったく不明であり,その進行を防ぐ有効な治療法もないが,本症を早期に確実に診断することは,不必要な治療を避けるためにも重要である.
Charcot-Marie-Tooth病は末梢神経の変性疾患のうちの代表的なものであり,1886年Charcot & MarieとToothにより別個に報告された.腓骨筋萎縮,進行性神経性筋萎縮症ともいわれる.通常,20歳以前に歩行障害をもって発症し,大部分は常染色体優性遺伝であるが,孤発例もみられる.本症は原因がまったく不明であり,その進行を防ぐ有効な治療法もないが,本症を早期に確実に診断することは,不必要な治療を避けるためにも重要である.
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