icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina17巻2号

1980年02月発行

文献概要

今月の主題 末梢性ニューロパチー 遺伝性ニューロパチー

Charcot-Marie-Tooth病

著者: 福原信義1

所属機関: 1新潟大学脳研究所・神経内科

ページ範囲:P.216 - P.217

文献購入ページに移動
はじめに
 Charcot-Marie-Tooth病は末梢神経の変性疾患のうちの代表的なものであり,1886年Charcot & MarieとToothにより別個に報告された.腓骨筋萎縮,進行性神経性筋萎縮症ともいわれる.通常,20歳以前に歩行障害をもって発症し,大部分は常染色体優性遺伝であるが,孤発例もみられる.本症は原因がまったく不明であり,その進行を防ぐ有効な治療法もないが,本症を早期に確実に診断することは,不必要な治療を避けるためにも重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?