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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻2号

1980年02月発行

文献概要

胸部X線写真の読み方

シルエット・サイン

著者: 松山正也1 徳田裕1

所属機関: 1東海大学医学部・放射線科

ページ範囲:P.246 - P.252

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 松山 今回は胸部における病巣の位置決定に重要なシルエット・サインについて述べてみたいと思います.このサインは,古くは1935年頃から,左上葉舌区の病変に際して,胸部X線上心左縁が消失することが知られており,その後,中葉の病変でも心右縁が消失することが知られ,X線診断に応用されていたものです.
 1950年Felsonが"silhouette sign"としてはじめて総括したもので,今日では胸部X線写真読影の基本ともなるべきものであり重要ですので,症例を中心に解説してみたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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