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風疹生ワクチン—その特徴とポリシー
著者: 植田浩司1
所属機関: 1九州大学・医療技術短期大学部看護学科
ページ範囲:P.452 - P.453
文献購入ページに移動 風疹生ワクチンは女子中学生を対象に昭和52年度より定期予防接種として行われるようになった.これまでの他のワクチンが対象となる伝染病の症状の軽減を目的としたのに対し,風疹生ワクチンの目的は妊婦の風疹感染に起因する先天異常,すなわち,先天性風疹症候群congenital rubella syndrome(CRS)の発生を予防することにあり,積極的に先天異常の一つの予防を可能にし,これを実現させようとする,医学の歴史における画期的なできごとである.
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