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文献概要
今月の主題 最近の腎疾患の基礎と臨床 腎疾患の病態
尿細管障害―成人の場合
著者: 富田公夫1 椎貝達夫2
所属機関: 1東京医科歯科大学・第二内科 2東京医科歯科大学・内科
ページ範囲:P.498 - P.500
文献購入ページに移動尿細管障害はその部位により臨床的に異なった症状を呈する.いろいろな分類が可能であるが,尿細管障害部位により分類すれば,近位尿細管,Henle上行脚,遠位尿細管,集合管障害に分けられる.近位・遠位尿細管障害として主に尿細管性アシドーシス1),Henle上行脚障害としてBartter症候群2),集合管障害として尿濃縮力障害があげられる.
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