文献詳細
文献概要
臨床免疫学講座
免疫グロブリンと疾患
著者: 堀内篤1
所属機関: 1近畿大学医学部・第3内科
ページ範囲:P.596 - P.600
文献購入ページに移動 免疫グロブリンimmunoglobulinとはB細胞系の細胞で産生され,血液,リンパ液,組織液,髄液などの体液中に存在している体液性抗体humoral antibodyである.哺乳類の免疫グロブリンはIgG,IgA,IgM,IgD,IgEの5classにわけられており,体液性抗体はこのいずれかに属している.B細胞系(B細胞,形質細胞)の抗体産生過程にはT細胞が関与しており,これを促進するのがhelper T細胞,抑制するのがsuppressor T細胞である.
掲載誌情報