文献詳細
今月の主題 甲状腺疾患診療の進歩
検査
文献概要
はじめに
甲状腺ホルモンの測定法としてラジオイムノアッセイ法(RIA)が近年導入され,簡便迅速にサイロキシン(T4)や,3´,3,5 triiodothyronine(T3)を測定する方法として用いられている.さらに,RIA法を用い,3,3´,5 triiodothyronine(reverse T3,rT3),3,3´diiodothyronine,3´,5´diiodothyronine,3,5 diiodothyronineなどの中間代謝産物も測定されるようになった.ここでは現在,日常臨床で広く行われているT3レジン摂取率(T3RU),T4,遊離型T4,T3,rT3の測定法について述べるとともに,測定値の評価をする上の注意点などについて解説する.
甲状腺ホルモンの測定法としてラジオイムノアッセイ法(RIA)が近年導入され,簡便迅速にサイロキシン(T4)や,3´,3,5 triiodothyronine(T3)を測定する方法として用いられている.さらに,RIA法を用い,3,3´,5 triiodothyronine(reverse T3,rT3),3,3´diiodothyronine,3´,5´diiodothyronine,3,5 diiodothyronineなどの中間代謝産物も測定されるようになった.ここでは現在,日常臨床で広く行われているT3レジン摂取率(T3RU),T4,遊離型T4,T3,rT3の測定法について述べるとともに,測定値の評価をする上の注意点などについて解説する.
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