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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻5号

1980年05月発行

文献概要

Laboratory Medicine 異常値の出るメカニズム・26

カルシウム調節ホルモン—副甲状腺ホルモンとカルチトニン

著者: 屋形稔1 原正雄2

所属機関: 1新潟大学医学部・中央検査部 2山形大学医学部・第3内科

ページ範囲:P.784 - P.786

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 血中カルシウム濃度は比較的安定した値を示すが,このカルシウムの恒常性を保つのは,副甲状腺ホルモン(PTH),カルチトニン(CT)および活性型ビタミンD3である.ここでは副甲状腺ホルモンとカルチトニンについて述べる.血中カルシゥム濃度が低いときは副甲状腺ホルモンが,高いときはカルチトニンが分泌され血中カルシゥムを正常化するように働く(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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