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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻5号

1980年05月発行

文献概要

老人診療のコツ

常に心不全を考える—すべては心不全へ

著者: 大友英一1

所属機関: 1浴風会病院

ページ範囲:P.788 - P.793

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はじめに
 心不全は老年者の死因の約20〜30%を占め,肺炎についで多いものである.
 老年者では心不全は明らかな心疾患なしで出現し,また心臓以外の病変によっても出現しやすいことが一つの特徴である.またその出現も緩徐,潜伏性に存在しやすく,かつ明確な症状を示さないこともあげられる.一方,心不全が明確となった際,強心剤などに対する抗抵が大であり,治癒しにくいことから,常に心不全を考慮し,予防,早期発見,早期治療することがとくに大切である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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