文献詳細
文献概要
新しい栄養学の知識
Dietary fiber—生理作用を中心として
著者: 印南敏1
所属機関: 1国立栄養研究所・食品科学部
ページ範囲:P.798 - P.801
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最近,わが国でも食品中の繊維質がdietaryfiber,食事繊維,食品繊維などの名の下に栄養学分野におけるトピックスというだけでなく,一般社会でも多大の関心を集めている.
欧米先進国で死因の上位を占め,わが国でも増加しつつある高脂質血症,心臓病,糖尿病,大腸ガン,胆石などの成人病の発生が食品中の繊維質の存在と大きな関わりのあることが明らかになってきたためである.
最近,わが国でも食品中の繊維質がdietaryfiber,食事繊維,食品繊維などの名の下に栄養学分野におけるトピックスというだけでなく,一般社会でも多大の関心を集めている.
欧米先進国で死因の上位を占め,わが国でも増加しつつある高脂質血症,心臓病,糖尿病,大腸ガン,胆石などの成人病の発生が食品中の繊維質の存在と大きな関わりのあることが明らかになってきたためである.
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