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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻5号

1980年05月発行

外来診療・ここが聞きたい

マイナー・トランキライザー長期連用の注意点

著者: 伊藤斉1 西崎統2

所属機関: 1慶応義塾大学医学部・精神神経科 2聖路加国際病院・内科

ページ範囲:P.802 - P.805

文献概要

症例
 患者 33歳男性,パイロット
 現病歴 生来神経質な性格.5〜6年前より,くり返す十二指腸潰瘍で近医に通院していた.1年半前に空腹時痛と黒色便にて入院加療,このときZellinger-Ellison症候群は否定された.その後,仕事上のストレスも多く生活も不規則とのことで,制酸剤,抗コリン剤と同時にジアゼパム(セルシン15mg/日)の服用を続けている.現在,十二指腸潰瘍の再発を思わせる症状はないがこのままジアゼパムを続けてもよいものか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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