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今月の主題 慢性肝炎をめぐる諸問題 経過と予後
慢性肝炎の予後を判断するには—肝生検と慢性肝炎の予後
著者: 兼高達弐1 土井優子1
所属機関: 1東京逓信病院・消化器科
ページ範囲:P.872 - P.875
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肝生検が行われ,慢性肝炎と診断された症例の予後がどのようなものであるか,これが本稿のために提供された命題である.
これまでに,多くの研究者がこの問題を検討し,報告している.肝細胞の変化を重視するのがよいか,間葉系の反応が主要な因子となるのか.また,組織学的な所見のどれをとりあげて予後を推定したらよいのか.大勢はすでに決しているように思われる.
肝生検が行われ,慢性肝炎と診断された症例の予後がどのようなものであるか,これが本稿のために提供された命題である.
これまでに,多くの研究者がこの問題を検討し,報告している.肝細胞の変化を重視するのがよいか,間葉系の反応が主要な因子となるのか.また,組織学的な所見のどれをとりあげて予後を推定したらよいのか.大勢はすでに決しているように思われる.
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