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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻6号

1980年06月発行

文献概要

新しい栄養学の知識

ストレスと栄養

著者: 鈴江緑衣郎1

所属機関: 1国立栄養研究所・成人栄養部

ページ範囲:P.950 - P.953

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はじめに
 経済活動の活発化に伴い,社会機構の複雑化,それに伴う対人関係の煩雑化など,人々は強い精神的ストレスを感ずるようになった.また騒音,振動,生活リズムの乱れなど現代は,まさにイライラの時代といえよう.
 人間が健康な生活を送るためには栄養・運動・休養の3つが大切である.このうち休養には肉体的休養のほか精神的な休養も必要であるが,現代社会は出生,進学競争や対人関係などストレス要因が多く,そのため胃潰瘍,十二指腸潰瘍,胃炎,下痢などの消化器障害を起こす例がきわめて多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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