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体外受精
著者: 鈴木秋悦1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部・産婦人科
ページ範囲:P.966 - P.967
文献購入ページに移動 体外受精の研究は,生殖生物学の長い歴史にあって,常に中心的な課題として,多くの生物学者の挑戦を受けてきた.
1963年に,卵子に関する研究者としては第1人者であるオックスフォード大学のAustinは,「体外受精の研究は,受精のメカニズムを明らかにするだけでなく,受精の阻止法,すなわち,安全にして完全な避妊法の発見につながり,ひいては発生異常すなわち先天異常発現防止への基礎的研究の土台となる」として,この研究の重要性を強調した.
1963年に,卵子に関する研究者としては第1人者であるオックスフォード大学のAustinは,「体外受精の研究は,受精のメカニズムを明らかにするだけでなく,受精の阻止法,すなわち,安全にして完全な避妊法の発見につながり,ひいては発生異常すなわち先天異常発現防止への基礎的研究の土台となる」として,この研究の重要性を強調した.
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