文献詳細
文献概要
今月の主題 アレルギーの現況 診断・検査法
皮膚テスト
著者: 高橋昭三1
所属機関: 1昭和大学医学部・第一内科
ページ範囲:P.1020 - P.1021
文献購入ページに移動アレルギー性疾患では,原因抗原の確定は診断および治療上きわめて大切である.このためまず手はじめに行われるのが皮膚テストである.詳しい問診により得られた情報から,疑わしい推定抗原を主体にして皮膚テストを行うが,推定抗原への手がかりが得られない場合には,各アレルギー性疾患に応じ,原因抗原になりやすいものについての検査を行うのが普通である.アナフィラキシー・ショックを起こしやすい薬剤については,使用前にルーチン・スクリーニングとして皮膚テストが行われる.
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