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文献概要
演習 放射線診断学 神経放射線学・1
頭部外傷
著者: 前原忠行1
所属機関: 1東京大学医学部・放射線科
ページ範囲:P.1087 - P.1093
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神経疾患の診断に際して放射線検査法の占める役割はきわめて大きく,中でも外科的治療の対象となりうるものに関してはこれを欠かすことはできない,従来,神経疾患を対象とした放射線検査法としてはX線単純撮影,断層撮影のほかに,特殊検査として脳血管造影,気脳撮影,脳室造影,ミエログラフィーおよび脳シンチグラムなどがその代表的なものであったが,1972年コンピュータ断層撮影(CT)の開発以来,各種検査法の適応も大きく変化しつつ今日に至っている.
このシリーズでは,主として卒後研修医の方々を対象として,次の12の疾患群にっき,それぞれ代表的症例を供覧しつつ検査法の適応および読影のポイントについて解説を加える予定である.
神経疾患の診断に際して放射線検査法の占める役割はきわめて大きく,中でも外科的治療の対象となりうるものに関してはこれを欠かすことはできない,従来,神経疾患を対象とした放射線検査法としてはX線単純撮影,断層撮影のほかに,特殊検査として脳血管造影,気脳撮影,脳室造影,ミエログラフィーおよび脳シンチグラムなどがその代表的なものであったが,1972年コンピュータ断層撮影(CT)の開発以来,各種検査法の適応も大きく変化しつつ今日に至っている.
このシリーズでは,主として卒後研修医の方々を対象として,次の12の疾患群にっき,それぞれ代表的症例を供覧しつつ検査法の適応および読影のポイントについて解説を加える予定である.
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