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老人診療のコツ
発症不明の運動障害—動作緩慢,自発性低下はパーキンソン病を疑え
著者: 大友英一1
所属機関: 1浴風会病院
ページ範囲:P.1112 - P.1116
文献購入ページに移動パーキンソン病は脳血管障害についで老年者に多い神経疾患であり,老齢人口の増加とともに多くなってきている.
本症は,脳軟化症,あるいは脳動脈硬化症,老年痴呆などとされ,適切な治療を施されずに放置されている場合が必ずしも少なくなかったが,最近はすぐれた抗パーキンソン剤の開発普及とともに,放置されるということは減少しつつある.
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