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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻8号

1980年08月発行

文献概要

他科のトピックス

緑内障の薬物療法—とくにβ遮断剤について

著者: 高瀬正彌1

所属機関: 1東京大学医学部・眼科

ページ範囲:P.1244 - P.1245

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緑内障の発症機転
 緑内障(Glaucoma)とは病的眼圧亢進に起因し,眼に機能的・器質的障害が起こる一つの疾病群と解することができる.
 眼圧亢進は,房水産生と房水流出のバランスの乱れにより出現する.眼圧亢進のメカニズムは病型により房水流出低下をきたすことによるもの(原発性開放隅角緑内障),主に解剖学的要因で隅角閉塞をきたし房水流出路ブロックによるもの(原発性閉塞隅角緑内障),房水産生増加に原因が求められるもの(緑内障性毛様体発症),およびこれらの因子の組み合わせによるものがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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