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文献概要
今月の主題 膵と胆道疾患 画像診断法とその限界
内視鏡的逆行性胆道・膵管造影(ERCP)
著者: 春日井達造1
所属機関: 1愛知県がんセンター病院
ページ範囲:P.1352 - P.1355
文献購入ページに移動ERCPとは
ERCPは経口的内視鏡を用い経十二指腸的,逆行性に膵管・胆道を造影,X線写真を撮影して病変の診断を行う検査法である.
膵管は,主膵管,主要分枝のみならず,細かい分枝すなわち微細膵管を含む全膵管を意味する.したがって,膵の病的変化がいずれの膵管に生じても,またいずれの膵管に波及しても,そこに形態的変化が惹起されている限り,膵管造影で膵管の形態を忠実に描写すれば,その異常像に基づいて病変の診断が導き出せるわけである.
ERCPは経口的内視鏡を用い経十二指腸的,逆行性に膵管・胆道を造影,X線写真を撮影して病変の診断を行う検査法である.
膵管は,主膵管,主要分枝のみならず,細かい分枝すなわち微細膵管を含む全膵管を意味する.したがって,膵の病的変化がいずれの膵管に生じても,またいずれの膵管に波及しても,そこに形態的変化が惹起されている限り,膵管造影で膵管の形態を忠実に描写すれば,その異常像に基づいて病変の診断が導き出せるわけである.
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