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文献概要
今月の主題 膵と胆道疾患 新しい診断法
PFD
著者: 久保保彦1 桑原靖道2
所属機関: 1久留米大学医学部・第2内科 2久留米大学医学部・内科
ページ範囲:P.1378 - P.1379
文献購入ページに移動膵外分泌機能検査としてはP-S試験が最も感度がよく,標準診断法として確立している.しかし,手技が比較的繁雑であり,とくにスクリーニングとしてはなはだ不適切である.一方,131I標識トライオレインをはじめ数種の吸収試験が行われているが,RIを使用するため種種の制約を受ける.Imondiらは種々のペプタイドを合成し,その消化吸収試験から膵外分泌機能検査をしようと試み,BT-PABAがこの目的にかない,十分実用的であることを確認しPFD(Pancreatic Function Diagnostant)として検査法を確立した,この検査は簡便であり,今後広く普及するものと思われる.
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