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文献詳細

雑誌文献

medicina17巻9号

1980年09月発行

文献概要

今月の主題 膵と胆道疾患 新しい診断法

PFD

著者: 久保保彦1 桑原靖道2

所属機関: 1久留米大学医学部・第2内科 2久留米大学医学部・内科

ページ範囲:P.1378 - P.1379

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はじめに
 膵外分泌機能検査としてはP-S試験が最も感度がよく,標準診断法として確立している.しかし,手技が比較的繁雑であり,とくにスクリーニングとしてはなはだ不適切である.一方,131I標識トライオレインをはじめ数種の吸収試験が行われているが,RIを使用するため種種の制約を受ける.Imondiらは種々のペプタイドを合成し,その消化吸収試験から膵外分泌機能検査をしようと試み,BT-PABAがこの目的にかない,十分実用的であることを確認しPFD(Pancreatic Function Diagnostant)として検査法を確立した,この検査は簡便であり,今後広く普及するものと思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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