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今月の主題 膵と胆道疾患 治療における諸問題
胆嚢・胆管炎の抗生物質療法と手術適応
著者: 加藤繁次1
所属機関: 1東京歯科大学・外科
ページ範囲:P.1390 - P.1391
文献購入ページに移動 胆嚢炎,胆管炎の多くは結石の形成からの発症が多く,悪性腫瘍の発生がこれに次ぐ.結石に対しては胆石溶解剤が種々考えられているが,現段階では未だ優れた胆石溶解効果が確認されていない.そのため手術の適応となってくるものが多い.
しかし抗生物質の進歩から,これらの炎症に対する治療法としては,内科側と外科側とではやや見解の相違がみられる.その原因のひとつとして,以前は手術死亡率が現在よりもやや高く,胆摘後困難症の発生に苦しむ症例もあったことが考えられる.
しかし抗生物質の進歩から,これらの炎症に対する治療法としては,内科側と外科側とではやや見解の相違がみられる.その原因のひとつとして,以前は手術死亡率が現在よりもやや高く,胆摘後困難症の発生に苦しむ症例もあったことが考えられる.
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