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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻1号

1981年01月発行

文献概要

他科のトピックス

光ファイバを用いた心臓内圧測定

著者: 松本博志1 小林健二2

所属機関: 1東京大学医学部・胸部外科 2東京工業大学工学部

ページ範囲:P.150 - P.151

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 光ファイバを用いたカテーテル先端型血圧測定装置は,心臓カテーテル法の発展に伴って開発されてきた技術である.
 本装置は圧変換素子をカテーテルの先端に取り付けた構造の,プローブ型の圧力および心音変換器(トランスジューサー)である.ここにトランスジューサーを設計する上での要点を列記すると,①安全性,②感度,③周波数応答,④S/N,⑤直線性,⑥安定性,⑦操作性,⑧製作性,⑨安価などである.これらはトランスジューサーの超小型化と相反する事項が多く,安全性の重視下における大きさと特性との戦いである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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