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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻10号

1981年10月発行

文献概要

今月の主題 脳循環の基礎と臨床 脳循環障害の検査

超音波血流検査—その意義

著者: 白石純三1

所属機関: 1大阪大学・健康体育部

ページ範囲:P.1724 - P.1726

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 脳循環障害の検査法としての超音波血流検査には,技術的にはドプラ法による血流計測と,モード断層法およびパルス・ドプラ法を組み合わせて頸部血管の形態と流速分布を調べる方法があるが,一般に普及し臨床応用のなされているのは,前者の連続超音波ドプラ法である.本法は被検者に何ら苦痛をあたえることのない非侵襲の検査であり,しかも装置の価格も特殊なものでないかぎり比較的廉価であるため,単にスクリーニング・テストとしてのみならず,使いようによっては非常に有意義な病態生理学的情報をあたえてくれる検査法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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