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カラーグラフ 臨床医のための内視鏡—パンエンドスコープ
噴門部,幽門部周辺の病変
著者: 服部了司1 東京消化器病研究会・有志 関東逓信病院・消化器内科
所属機関: 1服部胃腸科
ページ範囲:P.1756 - P.1757
文献購入ページに移動最近,細径前方視鏡が一般に普及するようになり,この部位の観察が従来の側視鏡に比べはるかに容易になり,日常的に多彩な病変が見出されるようになった.しかし,噴門部に関する限り,早期胃癌対進行胃癌の比率が期待したほど改善していないのは,噴門部の特異的な組織解剖学的構造により,癌自体の発育や転移の速度が早いためかもしれない.
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