文献詳細
文献概要
オスラー博士の生涯・99
「学究生活」The Student Life
著者: 日野原重明1 仁木久恵1
所属機関: 1聖路加看護大学
ページ範囲:P.1792 - P.1798
文献購入ページに移動 ウィリアムオスラー(1849〜1919)は,15年間アメリカ合衆国メリーランド州ボルティモア市に生活し,その間ジョンス・ホプキンス大学医学部の創設とジョンス・ホプキンス病院での診療,研究,教育,運営に全力を注いだ.
健康がすぐれないことと,後進に大役をゆずりたい気持で,55歳の時,ここを辞し,英国オクスフォード大学に欽定教授として移ることになった.
転任前の1905年4月にはカナダのモントリオール市の母校マギル大学医学部に招へいされ,英国に赴く前に北アメリカの医学生,医師に,「学究生活」と題する次の講演を行った.オスラーの遺した数多い講演の中でも,特に有名なものである.
健康がすぐれないことと,後進に大役をゆずりたい気持で,55歳の時,ここを辞し,英国オクスフォード大学に欽定教授として移ることになった.
転任前の1905年4月にはカナダのモントリオール市の母校マギル大学医学部に招へいされ,英国に赴く前に北アメリカの医学生,医師に,「学究生活」と題する次の講演を行った.オスラーの遺した数多い講演の中でも,特に有名なものである.
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