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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻11号

1981年11月発行

文献概要

今月の主題 白血病—最新の概念と治療 診断

免疫学的診断法

著者: 中原一彦1

所属機関: 1東京大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.1862 - P.1864

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 1966年,ClamanとMillerによりリンパ球にT,B2系統のサブポピュレーションがあることが発見されて以来,免疫学は医学,生物学の分野に燎原の炎のごとく急速に広がり,主としてマウスを中心に解析されたそのしくみは,ヒトの血液疾患の診断に応用されるようになった.本稿では白血病を中心に免疫学的診断法の主なものを概説し,とくに急性リンパ球性白血病(ALL)のマーカーとしての糖脂質(asialo GM1),および近年急速に臨床応用が普及してきた単クローン性抗体について,その一端を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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