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今月の主題 白血病—最新の概念と治療 診断
急性白血病のFAB分類と芽球の形態図譜
著者: 早川佳夫1 大島年照1 天木一太1
所属機関: 1日本大学医学部・第1内科
ページ範囲:P.1865 - P.1868
文献購入ページに移動1976年French-American-British co-operative groupにより提唱されたFAB分類1)は,急性白血病の各病型をより明確に定義しており,①国際的である,②未治療時のRomanowsky染色を基本にする,③比較的容易に行える特殊染色を補助とする,④標本上主体を占める細胞の所見を基本にする,⑤治療効果や染色体分析との相関性がある,⑥L1やM2など新しく簡単な表現を用いる,などの点で優れ,国際的にも関心が高く,国内でも最近の血液学会でシンポジウムのテーマに取り上げられている.
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