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文献概要
今月の主題 白血病—最新の概念と治療 治療
新しい抗白血病剤
著者: 中村徹1 上田孝典2
所属機関: 1福井医科大学・第1内科 2京都大学医学・第1内科
ページ範囲:P.1899 - P.1901
文献購入ページに移動その結果,急性白血病の寛解率および生存期間は近年著明に改善されたが,まだ決して満足すべき状態にあるとはいいがたい.その理由として,これらの薬剤が急速に不活性化されたり,また骨髄抑制をはじめとする重篤な副作用を有するなどの問題点を有し,一定量以上の薬剤を投与することが困難であるため,体内に残存する白血病細胞を十分減少させ得ない点をあげることができる.
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