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外来診療・ここが聞きたい
抗生物質の使い方(1)—原因菌のはっきりしないとき
著者: 島田馨1 竹越國夫1
所属機関: 1東京都養育院付属病院・内科
ページ範囲:P.1964 - P.1968
文献購入ページに移動患者 K. M. 69歳 男性 会社員
現病歴 小児期より気管支喘息があり,昭和49年7月より,当院外来にて加療を受けた.昭和56年2月より,時々38〜39℃の発熱がみられ,外来にて抗生物質(セファゾリン)の投与を受け,一時的に下熱した.しかし,発熱は完治せず,4月入院となった.なお,発熱以外の症状はない.
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